2017年12月19日火曜日

足長とワイズ



先日、久しぶりに自身の「足の大きさ」を
測ってみました。



「足の大きさ」といいますと、
みなさんが一番に想像するのは
足長であるかと思いますが、
足長と同じぐらい大切なのが、
ワイズ ( Width 足囲 ) なのです。




目の悪い方はご存知の通り、
眼鏡を購入するとき、
必ず両目の視力の数値を測ってから、
作ってもらうのと同様に、


靴を購入するときも、
足長とワイズの数値を測って貰った上で、
試着し、足入れを確認した上で、
足に合ったものを選ぶことが
とても重要になってきます。




ワイズの計測は、
親指の付け根の一番骨の出ている部分と
小指の付け根の一番骨の出ている部分を
(つま先立ちした際に曲がる部分)一周させ、
立って体重をかけた状態と
座って体重を掛けていない状態の
2回測ります。




足長とワイズを測ったらこちらの表で
サイズをチェックしてみて下さい。




 










日本の殆ど靴のワイズは、
E“を基準に作られ、
欧米(イタリア、フランス、アメリカなど)
ワイズの基準は“B“なのです。


私の足長は24.2cmでワイズはB,Cですので、
日本のワイズEのハイヒールを履いて歩くと
とても疲れてしまいますので、
必然的にヨーロッパブランドの靴が多くなります。



いつも考えてしまうのですが、

日本人の女性でワイズ“E”の方は
全体のたった57%ぐらいでして、
その方に合わせて靴が作られているのが
不思議でなりません。


殆どの方がワイズの大きすぎる靴を
履いて歩いていることになるのです。



ワイズの大きすぎる靴を履いて歩くと
自ずと足はつま先に流れ、つま先がつまり、
踵はぶかぶかになり、
指先に様々なトラブルが生じることが明らかです。


最近は日本でもワイズの細い靴も
製造されるようになりましたが
まだまだ少ないのが現状です。


ヨーロッパからのインポートの靴を扱う靴屋さんや
セレクトショップ、もしくは
海外に出掛けて時に購入することが
一番手っ取り早くサイズの合う靴を
探せる方法ではないでしょうか。



是非、皆さんご自身で
足長・ワイズを測り確認し、
ご自身に合った履き心地良い
ハイヒールを見つけてみて下さい。



神戸より愛を込めて


Saint-Aurelie    Seiko

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